【2025年版】フック船長がネバーランドで大人の理由を完全解説!ピーターパン原作とディズニーの違いも比較

今でも不屈の名作「ピーターパン」。
そんなピーターパンの作品の中で、スパイス的な存在として、悪役ながらどこか憎めなさを持っているキャラクターです。

相棒のスミーとのやりとりもユーモラスで面白いよね~
では、ネバーランドのフック船長はなぜ大人なのでしょうか。
そして戦う理由と関係があるのか、気になりますね。
今回はその理由をフック船長にフォーカスを当てることで深めていきます。
- ネバーランドのフック船長はなぜ大人なの?
- フック船長がピーターパンと戦う理由と関係があるのか
これを読めば、さらにピーターパンの世界観を楽しめること間違いありません。
Contents
ネバーランドのフック船長はなぜ大人なの?

ネバーランドと言えば、子供しかいない国のはずですが、なぜフック船長は大人なのでしょうか。
結論から言うと、フック船長は大人に成長し海賊になってから自らの意志でネバーランドにやってきたからです。
そして、それを知る鍵は、アニメのピーターパンの原作となった「ピーター・パンとウェンディ」という作品。
「ピーター・パンとウェンディ」は、イギリスの小説家ジェームズ・マシュー・バリーによる児童文学。
原作のほうは、ディズニーアニメのピーターパンよりも、さらに深い設定となっています。
この中では、大人に成長しない人間はピーターパンのみ。
ロストボーイと呼ばれる他の子供たちは、成長するとピーターパンにより「間引き」されてしまうのです。

ピーターパンは結構残酷な行動をしちゃうんだよね
元からネバーランドに住んでいた?
ではなぜフック船長はネバーランドにやってきたのでしょう。
元からネバーランドに住んでいたのでしょうか。
実は、フック船長はネバーランドに住んでいたわけではないのです。
フック船長の生い立ちを調べてみると、原作版ではなんと、有名なパブリックスクール出身で上流社会の育ちだったことが書かれています。

フック船長は、元々は海賊と正反対の生き方をしていたんだね!
そのような背景がありながら、あえて海賊の道を選びました。
このことから、フック船長は別の場所に生まれ、海賊として旅する中でネバーランドに来たことが分かりますね。
フック船長も昔は子供としてネバーランドに来た?
では、フック船長は子供の時にネバーランドに来たことがあるのでしょうか。
結論としては、フック船長が子供のときにネバーランドに来た可能性は低いです。
ネバーランドにいる子供たちは、ロストボーイとピーターパンのみ。
しかし、元からネバーランドに住んでいたのであれば、上述したように成長する過程でピーターパンに「間引き」をされてしまうので、大人になる前にネバーランドからいなくなるはずです。
フック船長がもし子供の時にネバーランドに来ていたならばピーターパンから「間引き」されてしまっているでしょう。

フック船長はよほどネバーランドにとどまりたい理由があったのかな?
戦う理由と関係あるのかも調査!

ピーターパンとフック船長と言えば、犬猿の中というイメージではないでしょうか。
フック船長は常に、ピーターパンへ常に復讐の機会を企んでいます。
逆に、ピーターパンはそんなフック船長の復讐心を逆手にとるかのように、フック船長にいたずらを仕掛けていますね。
なぜ、ピーターパンとフック船長は戦っているのでしょうか。
二人はどんな関係なのかを調査していきます。
フック船長がピーターパンと戦う理由は?
フック船長がピーターパンと戦う理由は、ディズニーアニメと原作では違いがありそうです。
ディズニーアニメ版では、ピーターパンに左手を切り落とされたことへの復讐となっています。
また、原作版では、明確な理由は書かれてはいませんが、常に敵意をもっていることがわかりますね。
《映画と原作でのキャラクターの違い》
・フック船長
ずる賢い海賊。常にピーターパンを陥れることを考えている。間抜けでどこか憎めない人物。ピーターパンに左手を切り落とされ、その左手をチクタクワニに食べさせられてしまったため、左手にカギをつけている。
・ピーターパン
無邪気でいたずら好きな少年。子供たちのリーダー各になっている。
・フック船長
良家の出身で貴族の雰囲気をまとっている。残酷、冷徹さもあるが、礼節を重んじる面もある。ピーターパンを追いまわしているのは復讐のためではなく、「ピーターの生意気さのせい」。
・ピーターパン
ディズニーアニメ版と基本的には同じだが、さらに子供らしい残酷さが強くなっている。他人に興味がなく、約束したことや人の名前も忘れてしまう。
このようにディズニーアニメとピーターパンでは、それぞれのキャラクターに違いがあります。
またキャラクターによって信条が異なるため、戦う理由にも差がありましたね。

ピーターパンとフック船長は永遠のライバルなんだね!
ピーターパンにおけるフック船長の重要性!
ピーターパンにフック船長という存在が出てくることでより深みと風刺を表現する存在となっていますね。
ディズニーアニメでは、ユーモラスで子供が見ても楽しめる設定になっていますが、原作ではさらに風刺が効いていますね。
フック船長とピーターパンが戦う理由を考察すると、フック船長とピーターパンはそれぞれ大人と子供を象徴しているキャラクターであることがわかります。
- ピーターパン⇨無邪気でいい加減、子供ならではの残酷さが出ています。大人になることを拒否し、永遠に子供として生き続ける人物。
- フック船長⇨残酷で非道な人物ではありますが、礼節を重んじ上流階級の生き方から海賊へ転身するといった、自由な生き方への憧れを持っています。
その象徴としてのピーターパンに敵意を持っていると推測できるでしょう。
フック船長は、永遠の若さ、自由さを手に入れたくても手に入れることも出来ない大人を表す存在ともいえます。

永遠の子供と、それに憧れ葛藤する大人を描いているんだね。
まとめ
今回はネバーランドのフック船長はなぜ大人なのか?ピーターパンと戦う理由は?フック船長の背景を調査することで深めていきました。
- ネバーランドのフック船長はなぜ大人なの?
- 他の子供たちは大人に成長する前にいなくなってしまう。フック船長は大人になってからネバーランドにやってきた
- フック船長がピーターパンと戦う理由
- ディズニーアニメ版では、ピーターパンへの復讐。原作版では、明確な理由は書かれていないが、敵意がある。
いかがでしたでしょうか。
誰もが知る人気のファンタジーであるピーターパン。
フック船長との関係を通して、単なる子供向けアニメというだけではない奥深い作品であることが分かったと思います。

悪役の裏側にある悲哀や人間的な奥深さを知ることができたね!
アニメ・原作を見比べると新たな発見があると思いますので、ぜひ様々な側面から楽しんでみてくださいね。