オペラ座の怪人は実話の事故?シャンデリアの落下事件の理由も調査!
豪華な衣装や舞台装置に大金を使うメガミュージカルの先駆けとして有名なオペラ座の怪人。
日本でも劇団四季のミュージカルとして有名ですが、フランスの作家ガストン・ルルーの小説が基になっているんですよね。
しかしオペラ座にあるシャンデリアが落下するという事故があり、その事件を基に作られたので実話なのではという意見もあるんですよ。
そこで今回は、オペラ座の怪人の事故は実話なのか、シャンデリアの落下事件の理由はなんなのか調査しましたので紹介します。
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オペラ座の怪人は実話の事故?
パリ8区の家も同様。いったい何処まで繋がっているのだろう、という感じで、「オペラ座の怪人」なども物語では無く実話を元にしたものだと例えば言われたとしても別に不思議とは思わない。怪人は怪人でも美形であればまだいいが pic.twitter.com/DzQXCSEmOt
— Rêvalité (@MegumieBoutet) February 10, 2023
素晴らしい芸術の才能と、人々を魅了する歌声を持っているが、生まれつき顔が奇形でマスクで顔を隠していたエリック。
そんなエリックの歌声に魅了されるヒロインのクリスティーヌが恋をするゴシックホラーとして世界中で人気の作品です。
完全にオリジナル作品ではなく、シャンデリアが落下した事故など、一部実話のため何が実話なのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこでオペラ座の怪人が実話なのか調査しましたので紹介します。
オペラ座の怪人はどこまでが実話なの?
9/23は #オペラ座の怪人 原作小説連載開始日(1909)。
— 0317 O.D.M! (@from1815_24653) September 22, 2021
作者 #ガストン・ルルー がオペラ座( #ガルニエ宮 )の不可思議な噂話を基に、また #カール・マリア・フォン・ウェーバー 作のオペラ #魔弾の射手 を基にしたと言われています。
原作はクリスティーヌが怪人の亡骸に指輪を返しラストを迎えます… pic.twitter.com/Naw5ix97cC
オペラ座の怪人は、シャンデリアの落下が実話だと言われていますが、その落下理由や状況も、原作や舞台版「オペラ座の怪人」、映画版「オペラ座の怪人」などそれぞれで違います。
怪奇現象が度々起こっていたオペラ座なので、地下に誰か住んでいるのでは?幽霊の仕業なのでは?と噂話になっていたそうです。
しかしシャンデリアが落下したのは実話なんですよ。
だから「オペラ座の怪人」自体は事実ではないんですよね。
シャンデリアが落下した際にオペラ座について調べたガストン・ルルーが作り出したホラー小説なんです。
シャンデリアの落下事件を受け小説が完成!
ガルニエ宮はかつてパリのオペラ座だった。
— kasadera@ポケモンキッズと旅する🎊12周年 (@kasadera_flickr) September 27, 2019
これで『オペラ座の怪人(Le Fantôme de l'Opéra)』を連想された方は鋭い。
ガルニエ宮では1896年にシャンデリア落下事故も起きていて、また地下には地底湖も実在します。
それらに着想を得たガストン・ルルー(Gaston Leroux)が執筆したのでは、とも。 pic.twitter.com/I0KepodIya
オペラ座の完成当時、収容規模は世界最大の2167席でした。
例え怪人が住んでいたとしても見つけられないくらいの広さだったんですよね。
地下には採石場跡があり、そこに地下水が流れ込んで巨大な地底湖ができてしまうほどです。
それほど広く大きな劇場なのに、突然シャンデリアが落下したことに、不思議に思った新聞記者のガストン・ルルーがオペラ座について調べ始めたんですよね。
そこで、巨大な地底湖や幽霊が住んでいるという噂話を聞き、怪奇ロマンス小説として「オペラ座の怪人」が誕生しました。
そうだったんだ!
シャンデリアの落下事件の理由も調査!
オペラ座の怪人で有名なシャンデリアの落下、これって1896年5月20日オペラ上演中に実際にあったそうです、多数の怪我人と死者1名(女性の方)が出たそうです、画像は現在のシャンデリアと四季のオペラ座の怪人のシャンデリアです、けっこう忠実ですよね pic.twitter.com/sZIUqtPZbx
— シラパブ (@ebi_41241521) October 26, 2022
オペラ座はフランス・パリにあるガルニエ宮のことで、パリ国立オペラの小宴会場の一つです。
天井部分は元々天井画があったのですが、フランスの建築家であるシャルル・ガルニエによって重さ7トンもあるシャンデリアがデザインされました。
中央に巨大なシャンデリアを飾るというのは、舞台の様子と天井画を遮るという点で批評もあったのですが、建築家であるシャルル・ガルニエは、そんな批評も予想していたそうです。
実際に、ほかに何が劇場を満たせるのか?などど強く反論したらしいですよ。
そこまでして取り付けたシャンデリアが一体なぜ落下してしまったのでしょうか。
調査しましたので紹介します。
シャンデリアの落下事件とは?
おはようございます。5月20日です。
— ネコ3世 (@YXzwBTwFkexfZOu) May 19, 2022
1896年のこの日、フランス・パリのガルニエ宮(オペラ座)にてシャンデリア落下事故が発生。
後にガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』における有名な場面の一つの着想となりました。
画像は深夜テンションで60分かけて模写したヤバい絵。
無駄な小細工付き。 pic.twitter.com/wHyluc15p0
事件が起きたのは1896年5月20日、パリのオペラ座。
ここでオペラ上演中にシャンデリアが13番席に落下し、そこに座っていた女性が残念ながら亡くなってしまいました。
その当時のシャンデリアはガスで灯されていて、重さは7トンあったとも言われています。
そのようなシャンデリアが自分の真上から落下してきたら……。
一体なぜシャンデリアは落下してしまったのか気になりますよね。
調査しましたので紹介します。
落下の理由は火災か?
本当に素晴らしかったオペラガルニエ
— しんたろう🎉NEXT→4/6,7ラルク さいたま🎉 (@lecvmpabrzcdis) January 14, 2024
装飾がほんとに素晴らしくて感動。
シャガールの天井絵も素晴らしすぎる…
オペラ座の怪人のシャンデリアこれかー
ってなった😌 pic.twitter.com/U8VLZ8oQKT
落下した理由は火災でシャンデリアが燃えてしまったと言われています。
やはりガスで灯されていたので、そこから火災が発生してしまったのですかね。
中にはシャンデリアを吊るすための錘が壊れたとも言われています。
7トンもの重さを吊るすことは、大変そうですもんね。
落下した理由の真相は闇の中ですが、いずれにしてもシャンデリアが落下した史実も引用してオペラ座の怪人が作られたことは事実です。
まとめ
オペラ座の怪人最高だった♥ pic.twitter.com/tJCdkzFn6i
— Luna🌸 (@HapppppyNalu) March 28, 2024
オペラ座の怪人が実話なのかどうかを調査しました。
特に、実話だと言われているシャンデリアが落下する事故は実話でした。
死者が出てしまうという非常に残念な事故でしたね。
しかしこの事件をきっかけに、小説が出来ました。
シャンデリアの落下は火災が原因と言われていますが、真相を探ろうと、作家のガストン・ルルーがオペラ座について調べたことで、この事件を基にしたんですよね。
ミステリアス要素もあり、恋愛要素もあるオペラ座の怪人をぜひ一度ご覧になってみてください!